三菱重工「H-IIAロケット」5件目の海外衛星打上げを受注【週刊宇宙ニュース】

今回は国内のニュースを3つピックアップ。

三菱重工「H-IIAロケット」、英インマルサット社の衛星打上げ輸送サービスを受注

Image:JAXA

2017年8月19日には準天頂衛星「みちびき3号機」を打ち上げた三菱重工が製造しているH-IIAロケットが、衛星通信サービスを展開しているイギリスのインマルサット社から受注。

今回受注できた背景として、三菱重工宇宙事業部長の渥美正博氏は「高い信頼性とオンタイム打上げの実績、さらにそれを支える技術力が高く評価されたものと理解しています。」と語る。

実際に、インマルサット社CEOルパート・パース(Rupert Pearce)氏は「Inmarsat-6 F1衛星の打上げに、三菱重工とH-IIAロケットを選定したことを喜ばしく思います。当社の戦略において、打上げ輸送事業者との協業体制は特に重要であり、その協業関係を拡充、多様化できるよう常に努力をしています。三菱重工はH-IIAロケットを用いて、世界水準の打上げ輸送サービスを提供してくれると信じています。」と期待を寄せている。

海外顧客からの受注は今回で5件目、これからの益々の活躍に期待したい。

詳しくはプレスリリースで。

キヤノン電子 自社衛星の衛星画像を販売

カメラメーカーのキヤノン(キヤノン電子)が人工衛星「CE-SAT-Ⅰ」を打ち上げたという話題をご存知だろうか。

その人工衛星の写真を利用してキヤノンがビジネスを始めることが検討されているとのことで、日本の民間企業が自社衛星の衛星画像を販売するのは初めて。

「キヤノン電子初の衛星打ち上げへ」でも紹介したように、「CE-SAT-Ⅰ」は性能を確かめるための実証機という位置づけだ。キヤノンが撮影する画像は果たしてどのような画像なのか、そして、今後のキヤノンの衛星ビジネス展開も楽しみにしたい。

今回のニュースの詳細は「キヤノン電子 自社撮影の衛星画像を販売(日本経済新聞)」で。

みんな大好き!「亀田の柿の種」が宇宙日本食の認証を取得

子供のおやつとして、大人のお酒のおともとして、みんなから愛される「亀田の柿の種」が宇宙食として認定を受けた。

宇宙食の基準は以下5つ。これらをすべて3年の研究、開発期間を経て、「亀田の柿の種」は満たすことができたのだ。

(1)衛生面: 微生物検査基準を規定(NASA基準準拠)
(2)栄養面: データを取得すべき栄養成分項目を規定
(3)品質面: 水分活性検査、粘度検査、官能検査基準を規定
(4)保存面: 軌道上での9ヶ月間の品質保持要求に応えるため、12ヶ月間の定温庫による保存試験、及びその前後の検査を実施することを規定
(5)包装の完全性:減圧検査、耐圧要求、耐寒・耐熱要求等を規定

いつか宇宙旅行で地球を眺めながら、柿を食べようかピーナッツを食べようか悩む日が楽しみだ。

詳しくは「亀田製菓、「亀田の柿の種」が宇宙日本食「米菓(柿の種ピーナッツ入り)」としてJAXAから認証を取得(日本経済新聞)」で。

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