「Iridium」のサービス名の由来は? 第8回「今週のSPACE ENGLISH」


英語が苦手で最新の宇宙ビジネス情報をキャッチするのに四苦八苦。そんな宙畑編集部員T.N.と一緒に、宇宙ビジネスで使用される英単語を学ぶ本連載。

今週は5/13~5/19の7日間で『SpaceNews』内で最も頻繁に出現した英単語(※これまでに同連載でご紹介した英単語を除く)を10個ご紹介します。

それではさっそく、Let’s 今週のSPACE ENGLISH!!
   
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
集計対象記事:『SpaceNews』で該当期間に公開された記事のすべて
集計期間:2018/5/13~2018/5/19
※()内の数字は該当期間の登場回数です
      

1.committee(39)

委員会。今回は「advisory committee = 諮問委員会」「House Appropriations Committee = 下院歳出委員会」「Senate Commerce Committee = 上院商業委員会」などが登場した。
   

2.iridium(38)

イリジウム。原子番号77番、年間の採掘量がわずか4トン程度の希少金属であるが、『SpaceNews』におけるイリジウムと言えば、衛星電話、衛星インターネットサービス「イリジウムコミュニケーションズ」のことである。

「イリジウムコミュニケーション」は当初77個の衛星コンステレーションを計画していたため、原子番号77番のイリジウムという名がつけられた。
   

3.crew(36)

乗組員。2018年の今、『SpaceNews』における乗組員と言えば、国際宇宙ステーションの宇宙飛行士のこと。

現在、「Commercial Crew Development =商業乗員輸送開発」の名のもとで、民間企業主導の宇宙船で乗員を国際宇宙ステーションへ送る計画が進んでいる。
   

4.funding(33)

資金調達。これまでの「今週のSPACE ENGLISH」でも度々述べたように、宇宙開発は大きなお金が必要である。今回話題に上がったのは2016年にNASAの公式ミッションに指定された「Wide Field Infrared Survey Telescope =広視野赤外線サーベイ望遠鏡」の資金調達についてであった。
   

5.iss(33)

「International Space Station」の頭文字をとったもので、国際宇宙ステーションのことである。

今回の話題は先に上げた「Commercial Crew Development =商業乗員輸送開発」の件だが、宇宙ビジネスとしてISSからの超小型衛星放出も話題に上がることが多い。
   

6.earth(32)

地球。私達が住む青い地球、The Earthである。

第8回目にしてようやく登場した馴染みある英単語だが、今回頻出した要因は中国の衛星打ち上げだ。中国は世界初の月の裏側に探査機軟着陸をするという目標を掲げプロジェクトを進めており、今回はその計画のための通信衛星を地球月間のラグランジュ地点に設置する打ち上げであった。
   

7.business(31)

ビジネス、事業。「事業」という言葉を辞書で調べると「生産・営利などの一定の目的を持って継続的に、組織・会社・商店などを経営する仕事」とある。

これは宇宙ビジネスも同様である。宇宙ビジネスの今については「日本の宇宙産業が10年遅れた理由、宇宙ビジネス≒ロケットじゃない」で詳説したので、ぜひご覧頂きたい。
   

8.end(25)

終わり、末。「by the end of the year = 年度末までに」といった使用例をよく見かける。また、「end」には「~を終了する」という意味の動詞として用いられる場合もある。
   

9.washington(24)

ワシントン。アメリカ合衆国の首都である。
   

10.communications(23)

伝達、報道、通信。『SpaceNews』においては「通信」という意味で用いられることがほとんど。たとえば、最近良くみかけるのは「maritime communications = 海事通信」「lunar communications = 月面通信」などがある。

通信衛星は昨今の宇宙ビジネストレンドの中でも最もホットな話題のひとつである。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
以上、第8回「今週のSPACE ENGLISH」いかがだったでしょうか。

次回の「今週のSPACE ENGLISH」は6/3(日)に5/20(日)~5/26(土)に公開された「SpaceNews」記事の最頻出英単語TOP10(これまでに紹介した英単語は除外)をご紹介します。

これまで英語が苦手でなかなか海外の宇宙ニュースを敬遠していたという方も、「今週のSPACE ENGLISH」で少しずつ宇宙英単語を学んで海外の宇宙ニュースにチャレンジしてみましょう!
   
執筆者:トウモロコシ担当T.N.
※これまでの「今週のSPACEENGLISH」はこちら
   
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