「director」or「operator」偉いのはどっち? 第16回「今週のSPACE ENGLISH」


英語が苦手で最新の宇宙ビジネス情報をキャッチするのに四苦八苦。そんな宙畑編集部員T.N.と一緒に、宇宙ビジネスで使用される英単語を学ぶ本連載。

今週は7/8~7/14の7日間で『SpaceNews』内で最も頻繁に出現した英単語(※これまでに同連載でご紹介した英単語を除く)を10個ご紹介します。

それではさっそく、Let’s 今週のSPACE ENGLISH!!
   
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
集計対象記事:『SpaceNews』で該当期間に公開された記事のすべて
集計期間:2018/7/8~2018/7/14
※()内の数字は該当期間の登場回数です

remote(30)

遠隔、へんぴな。「リモートワーク(オフィス以外の場所(遠隔地)で仕事をすること)」という言葉が一般的になったいるが、そのリモートである。

ではなぜ「remote」が頻出したかについては、次に紹介する「sensing」をご覧いただきたい。
   

sensing(30)

感知、計測。先に紹介した「remote」と合わせて「remote-sensing(リモートセンシング)」が頻出した。

リモートセンシングという言葉は日本でもそのまま用いられ、宇宙ビジネスにおいては主に「衛星のように遠く離れたところから、対象物の大きさや形、性質を観測する技術」のことを指す。

宙畑では「衛星リモートセンシングベンチャー企業とビジネストレンド 2017」でリモートセンシングについて取り上げているのでぜひご覧いただきたい。
   

provide(26)

提供する、もたらす、備え付ける。

「provide services = サービスを提供する」「provide values = 価値を提供する」といった使用例をよく見かける。
      

intelsat(26)

インテルサット。1965年に設立された国際機関が発端の大手衛星通信企業。

主に静止軌道の通信衛星を運用しており、「軌道上サービスは宇宙市場の起爆剤か~企業、市場規模、需要と課題~」で紹介した軌道上サービスで燃料補給を行う予定のある衛星のうちのひとつである。
      

announced(25)

発表の、発表した。

「Rocket Lab announced July 10 that = ロケットラボは7月10日に~と発表した」のように、新しいリリースが出た際によく見かける。
   

engine(24)

エンジン、機関。

宇宙ビジネスでエンジンといえば、ロケットエンジンである。衛星が宇宙へ飛び出すためにはロケットがなければならず、ロケットが宇宙へ飛び出し、目的地に移動するためには強力な推力をもったエンジンが必要である。

そのため、新しいエンジンのテスト結果などは宇宙ビジネスニュースにたびたび取り上げられる。
   

leosat(23)

LeoSat Enterprises。2013年に設立された周回軌道の通信衛星コンステレーションを計画する宇宙ベンチャー企業のひとつ。

leosatには日本の通信衛星企業、スカパーJSAT株式会社が投資することが2017年に発表されている。
   

director(22)

ディレクター、監督責任者、理事、社長……と、とにかく偉い人の肩書に用いられる。

宇宙ビジネスニュースにおいては「director of launch」「director of the Space Propulsion Lab」など、〇〇の責任者といった用いられ方をすることが多い。

タイトルにでてきた「operator」は第12回で紹介しており、「運用者、作業員」という意味。つまり、「director」の方が偉い。
   

access(22)

接近、入り口、交通手段で連絡が取れること。

ISSに宇宙船がどのように接近するかなどを考える際に、接近ということを表す英単語として「access」が用いられる。
   

gogo(21)

Gogo。世界有数の飛行機内インターネットサービスプロバイダ企業。

機内でのインターネットサービスやエンターテインメントに関連するさまざまなサービスを提供している。

ただし、今回ニュースに登場した要因は、現在Gogoが各社から戦略的買収を受けており、事業計画を見直しているというものだった。

   
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以上、第16回「今週のSPACE ENGLISH」いかがだったでしょうか。

次回の「今週のSPACE ENGLISH」は7/29(日)に7/15(日)~7/21(土)に公開された「SpaceNews」記事の最頻出英単語TOP10(これまでに紹介した英単語は除外)をご紹介します。

これまで英語が苦手でなかなか海外の宇宙ニュースを敬遠していたという方も、「今週のSPACE ENGLISH」で少しずつ宇宙英単語を学んで海外の宇宙ニュースにチャレンジしてみましょう!
   
執筆者:トウモロコシ担当T.N. 、ルッコラ担当
※これまでの「今週のSPACEENGLISH」はこちら
   
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