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超低高度衛星を開発するスタートアップAlbedoがデンバーに開発拠点を新設。25年に2機打ち上げ予定【宇宙ビジネスニュース】
【2023年6月12日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。
6月8日、超低高度衛星を開発するスタートアップAlbedo(アルベド)が、コロラド州デンバーに衛星を4機同時に製造できる施設を開設したことを発表しました。
宙畑メモ
超低高度とは約180~300kmを指します。超低高度衛星は精度が高い画像を取得できると期待されている一方で、高度が低いと大気の影響を受けやすくなるため、高度の維持が難しいことが長期間運用するうえでの課題として挙げられています。
Albedoは2020年に設立された企業で、リモートワークを第一の選択肢として考える「リモートファースト」を掲げています。今後も変わらず、リモートフレンドリーな働き方の実現を目指す考えです。
Albedoは2022年7月にシリーズAラウンドで4,800万ドル(約67億円)を調達し、累計の調達額が5,800万ドル(約80億円)となったことを発表していました。
Albedoは、地上分解能10cmの可視画像と2mの熱赤外画像を取得する衛星を開発していて、1号機と2号機は2025年に打ち上げる予定です。翌2026年には追加の衛星を打ち上げて、コンステレーションを構築します。
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