市販「ニコンD5」の性能をNASAが評価 機能そのまま53台納入【週刊ニュース】
光学機械器具の製造、ならびに販売事業としてカメラ製造も担うニコンが、2009年の「ニコンDS3」納入に続き、NASAへと市販品のカメラ「ニコンD5」を宇宙利用に向けた改良要請もなく、53台納入した。
今回は国内・海外ふたつずつ、宇宙ビジネスに関連する話題をピックアップ。
【国内】
ニコン、NASAからデジタル一眼レフカメラ「ニコンD5」を53台受注
光学機械器具の製造、ならびに販売事業としてカメラ製造も担うニコンが、2009年の「ニコンDS3」納入に続き、NASAへと市販品のカメラ「ニコンD5」を宇宙利用に向けた改良要請もなく、53台納入した。ニコンの高い技術力が認められていることが分かる。
※用途は機材によってISS内の撮影機材用、ISSの外側からソーラーパネルチェック用、船外活動の撮影機材用とさまざま
詳しくは同社のプレスリリースで。
※ニコンのカメラが宇宙から捉えた地球のタイムラプス映像「Nikon in Space」でその性能を確認できる
■その他の国内注目ニュース
科学の森:民間宇宙ビジネス活発に 小型ロケット・衛星事業に商機 – 毎日新聞
【海外】
宇宙ホテル実験経過良好、アメリカで民間宇宙開発の加速
国外では、有人宇宙開発に関する話題がいくつかあがった。
特に注目したいのは、宇宙ホテルの建設を計画している「ビゲロー エアロスペース」が宇宙ステーションに取り付けている実験モジュール(BEAM)について。このモジュールの実験結果が良かったために、実験を延長することになったとNASAより発表があった。
他にも、アクシオム スペースやナノラックスにも動きがあり、宇宙への輸送コストが格段に安くなったことで、ますます宇宙ビジネスの市場も活発になるだろう。
詳しくはこちらの「民間宇宙開発、米で加速(日本経済新聞)」で。
■その他の国外注目ニュース
イーロン・マスク、スペースXの「宇宙服」を初公開 ドラゴン2宇宙船などで利用 塚本直樹 sorae.jp