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SpaceX、航空機向けのStarlink新サービス「Starlink Aviation」を発表。月額費用は180万円から【宇宙ビジネスニュース】
【2022年10月31日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。
SpaceXは低軌道衛星コンステレーション「Starlink」による新サービス「Starlink Aviation」を発表しました。Starlink Aviationは、世界中で接続可能な高速かつ低遅延の航空機内向けのインターネットです。
費用は月額12,500ドル(約180万円)から25,000ドル(約370万円)で、ハードウェアの初期費用は150,000ドル(約2200万円)です。現在は2023年の納品に向けて、予約を受け付けているところだといいます。
SpaceXは2022年4月に、大手航空会社・ハワイアン航空との契約を発表していました。ハワイアン航空は、2023年以降に乗客に無料Wi-Fi提供を開始する予定です。
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宙畑編集部
ハワイアン航空がStarlinkの導入を発表。2023年から機内無料Wi-Fiを提供開始【宇宙ビジネスニュース】
今回Starlink Aviationを発表したことにより、航空会社向けの営業・販売を本格化していくのではないかと見られます。
Starlink Aviationのダウンリンクの通信速度は最大350 Mbpsで、従来の静止軌道衛星によるインターネットでは難しかったストリーミングやビデオ通話、ゲームを航空機の高度に関係なく楽しめるようになるということです。
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