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スペースワン、防衛省から小型ロケットの打ち上げ重量の増強等を目的とした研究契約を獲得【宇宙ビジネスニュース】

【2024年3月11日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。

3月8日、防衛省は、スペースワンと国内の小型ロケットの打ち上げ重量の増強および目標軌道への衛星投入の高精度化を目的としたメタンエンジンを含むロケット上段部分の能力向上に関する研究契約を締結したことを発表しました。

スペースワンはキヤノン電子らの出資のもと、2018年に設立されたベンチャー企業です。3月13日以降には、衛星の軌道投入用の小型の固体燃料ロケット「カイロス」の初号機の打ち上げが行われる予定です。

防衛省は、「国家安全保障戦略等の戦略文書や宇宙安全保障構想に基づいて、引き続き、民間事業者等とも連携し、安全保障のための宇宙システム利用の抜本的拡大(宇宙からの安全保障)に取り組んでまいります」と述べています。

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参考

小型ロケットの能力向上の進捗状況について

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