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小型衛星向け「水エンジン」開発のPale Blue、シリーズBラウンドで約25億円を調達【宇宙ビジネスニュース】

【2024年6月10日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。

6月4日、小型衛星向け「水エンジン」を開発するPale BlueがシリーズBラウンドの資金調達を完了したことを発表しました。

出資したのは、独立系ベンチャーキャピタルのエースタートが設立した宇宙ベンチャーに特化したスペーステック3号ファンド(SPエースタート1号投資事業有限責任組合)やKURONEKO Innovation Fundらです。

2023年10月に発表されたファーストクローズの調達額も含めたシリーズBラウンドの調達総額は約25億円に上るといいます。

KURONEKO Innovation Fundの運営会社である、グローバル・ブレインのPartner/Fellow 青木英剛さんは「前回のシリーズAに続き、今回も出資をさせていただきました。高い技術力をベースにスピーディーに事業を推進し、宇宙空間での実績をしっかりと出してきたことは評価に値すると思います」とコメントしました。

Pale Blue 代表取締役 浅川純さんは、今回調達した資金について「組織体制の強化を図りつつ、超小型水イオンスラスタ及び水ホールスラスタの開発と宇宙実証、生産技術開発拠点の立ち上げを加速します」と述べています。

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参考

Pale Blue、25億円の資金調達を実施

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