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Synspectiveがウズベキスタンとカザフスタンで覚書を締結。地震リスクの評価や災害対策向上を目指す【宇宙ビジネスニュース】
【2024年1月29日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。
1月25日、衛星データ解析によるソリューション提供および小型SAR衛星の開発・運用を行うSynspectiveがウズベキスタンのCenter for Space Monitoring and Geoinformation TechnologiesとカザフスタンのKazakhstan Gharysh Saparyと覚書を締結したことを発表しました。
Synspectiveは2022年8月に、斜面崩壊などの土砂災害発生前の予兆変動を検知する地盤変動解析装置と地盤変動解析方法である斜面不安定性検知機能を開発し、特許出願したと発表していました。
今回締結した覚書でSynspectiveは、大規模な地震や地すべりが発生し、土地災害の監視と予測への期待が高まっているウズベキスタンのCenter for Space Monitoring and Geoinformation Technologiesとは主に干渉SAR解析技術を用いた地震リスク評価のための共同研究、カザフスタンのKazakhstan Gharysh Saparyとは地すべりや土石流、洪水などの災害対策や、気候変動の影響を抑えた効果的なインフラ管理など、地球リモートセンシングと衛星データの新たな活用方法の創出に注力するということです。
宙畑メモ 干渉SAR解析
衛星に搭載されたSARによって複数回同じ場所を観測することで、地表面の変化を調べる技術的な手法のことです。
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参考
Synspective、ウズベキスタンとカザフスタンで覚書を締結 InSAR解析による地震リスクの評価や災害対策向上を目指し、中央アジアでの連携を強化