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商用宇宙ステーション開発のVast Spaceとチェコ運輸省が提携。将来の有人宇宙飛行での協力を模索へ【宇宙ビジネスニュース】

【2024年11月11日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。

商用宇宙ステーションの構築を目指すベンチャーVast Spaceは11月8日、チェコ運輸省と覚書を締結したことを発表しました。

今回締結された覚書では、2030年に退役するISSへの民間宇宙飛行士ミッション(PAM)や、Vast Spaceが開発する商用宇宙ステーションへのミッションなど、将来の有人宇宙飛行プロジェクトで提携する方法を模索し、成長するチェコの宇宙産業とスタートアップのエコシステムのための両者のコミットメントが記されました。

2022年にヨーロッパ宇宙機関(ESA)が実施した宇宙飛行士選抜において、予備宇宙飛行士としてチェコ出身のアレシュ・スヴォボダさんが選ばれ、チェコでは有人宇宙飛行の取り組みへの注目が集まっています。

また、Vast Spaceは10月にISSの後継となる可能性がある商用宇宙ステーション「Haven-2」の構想を発表しました。2023年に発表された「Haven-1」は、早ければ2025年に打ち上げる予定で、世界初の商用宇宙ステーションとなる可能性もあります。

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参考

Czech Ministry of Transport Signs Memorandum of Understanding (MoU) with Vast to Partner on Engagement with Czech Space Industry

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