Blue Originが3回目の民間宇宙飛行ミッションに成功。2021年に搭乗した民間人は14名に【宇宙ビジネスニュース】
【2021年12月13日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。
Blue Originが3回目の民間宇宙飛行ミッションに成功。2021年に搭乗した民間人は合計14名に
民間宇宙飛行事業に取り組むBlue Originが、有人宇宙飛行ミッションNS-19を実施し、無事に成功しました。民間人がBlue Originの宇宙船New Shepardに搭乗し宇宙飛行を体験するのは、今年の7月、10月に引き続き3回目となります。
今回のミッションでは6名の民間人が搭乗し、1961年に米国人として初めて宇宙飛行(サブオービタル飛行)に成功したAlan Shepard氏の娘のLaura Shepard-Churchleyさんも搭乗しました。現地時間午前10時1分に同社の射場から離陸し、高度約107kmに到達した後、約10分13秒後に地上に着陸しました。
今回のミッションの動画はこちらから視聴可能です。
今回の発表に関して、Blue OriginのCEOのBob Smith氏は以下のコメントを出しています。
This was our sixth flight in what has been a great year for the New Shepard program.
I want to thank our payload customers, our astronauts and, of course, Team Blue for these many important accomplishments.
(訳:6回目のフライトを終えて、2021年はNew Shepardにとって素晴らしい1年となりました。ペイロードのお客様、宇宙飛行士の皆様、そしてもちろんTeam Blueの全員に今回の成果を感謝いたします。)
New Shepardは、2021年に合計14名の民間人に宇宙飛行体験を提供しました。2022年にも複数回の打ち上げを予定しているBlue Originに注目です。