BlackSkyがEsriと提携して新サービス”BlackSky Tasking”を発表【宇宙ビジネスニュース】
【2022年7月19日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。
BlackSkyがEsriと提携して新サービス”BlackSky Tasking”を発表
小型衛星コンステレーションに取り組むBlackSky Technology(NYSE:BKSY)が、データ解析ソフト大手のEsriと提携して新サービスのBlackSky Taskingをリリースしました。
BlackSky Taskingは、Esriが提供するArcGIS Online上でBlackSkyの小型衛星のタスキング(撮像要求)によるデータ取得を可能にするサービスです。本サービスにより、Esriの既存ユーザーがBlackSkyの衛星画像をより短時間で入手し分析することが可能になります。
BlackSkyのChief Commercial OfficerであるAmy Minnick氏は、今回の発表について以下のコメントを出しています。
This partnership demonstrates BlackSky’s ability through our on-demand platform to enable our partners to make BlackSky hourly monitoring and dusk to dawn satellite imagery available to customers in the applications where they work.
(訳:このパートナーシップは、Esriの顧客がBlackSkyの衛星が一時間おきに撮影する画像データや夜間光データを、Esriの顧客が日常業務で活用しているアプリケーション上での利用を可能にするものです。)
BlackSky Taskingは、Esri ArcGIS Marketplaceで入手できます。BlackSkyの衛星データ及び同社の機械学習プラットフォームSpectra AIが、より多様な業界の顧客に届くことが期待されます。