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スペースワンの小型ロケット「カイロス」の打ち上げが23年夏頃に延期。海外からの部品調達困難で【宇宙ビジネスニュース】
【2023年2月6日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。
1月31日に開催されたスペースポート紀伊周辺地域協議会臨時総会で、2023年2月末に予定されていたスペースワンの小型ロケット「カイロス」初号機の打ち上げが2023年夏頃に延期したことが発表されました。
スペースワンはキヤノン電子らの出資のもと、2018年に設立されたベンチャー企業です。和歌山県串本町に「スペースポート紀伊」を整備し、2020 年代半ばには年間 20 機の打ち上げを目指しています。
今回の延期の原因は、コロナ禍における世界的な物流の混乱により、海外からの部品調達が困難となったためだといいます。
今後は3月の部品の調達状況を踏まえ、再度4月に打ち上げ日の具体的な内容の発表が行われる予定です。
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