8月22日、指先サイズのチップ型の顕微観察装置を開発するIDDKとアラブ首長国連邦（UAE）のムハンマド・ビン・ラシード宇宙センター（MBRSC）が、宇宙バイオ実験の革新を目指した戦略的提携を締結したことを発表しました。

この提携は、IDDKの技術を用いた宇宙バイオ実験のサービスをUAEの科学者や研究者に向けて提供するとともに、共同でそのほかの国々に広めることを目的としているといいます。

UAEは宇宙探査や宇宙空間における科学ミッションに積極的に取り組んでいます。2023年6月には、JAXAとMBRSC（ムハンマド・ビン・ラシード宇宙センター）およびUAESA（アラブ首長国連邦宇宙庁）との協力が実現し、ISSの日本実験棟「きぼう」内で高品質タンパク質結晶生成実験が行われました。

MBRSCのサレム・フマイド・アルマリ局長は、「宇宙ミッションのための先進的なバイオテクノロジーを推進することで、我々はUAEの科学能力を強化するだけでなく、国境を越えた国際協力のプラットフォームを作り上げることができます」とコメントしています。

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参考

IDDKとMBRSCは、宇宙バイオ実験の革新を目指し戦略的提携の締結を致しました

UAEと日本の協力による高品質タンパク質結晶生成実験が始まりました！