【自薦他薦問わず!応募は11/17(金)まで】宇宙開発の成功事例をたたえる宇宙開発利用大賞の応募始まる! 応募要項と過去の受賞事例まとめ
10月13日に募集が始まった第6回宇宙開発利用大賞について、その募集内容と過去の受賞実績をまとめました。
10月13日、第6回宇宙開発利用大賞の募集が始まりました。宇宙開発利用大賞は、宇宙開発利用の推進に多大な貢献をした優れた成功事例の功績をたたえる表彰制度です。
第6回の表彰は以下の12種類。内閣総理大臣賞に加えて各府省やJAXAの名を冠するさまざまな賞が並んでいます。
これらの賞とその選考基準を眺めるだけでも宇宙開発が様々な産業や日常生活に関わるものであると分かります。
本記事では、募集要項の詳細に加えて、過去に受賞した事例についてもまとめました。募集の方法は自薦他薦を問わない公募方式。ぜひ、自らの成功事例でなくとも、これはというものがあれば応募を検討してみてください。
(1)募集対象や審査の観点など、募集要項について
まず、表彰の対象となる事例はどのようなものなのかから紹介します。今回募集されているのは以下6つの事例に当てはまるもので、過去1年間の実績に限らないとされています。
また、審査については、以下の5つの観点が優れているかを評価するとしています。
その他、必要な資格や応募方法については「第6回宇宙開発利用大賞募集要項」をご覧ください。
(2)過去に受賞したのはどのような事例?過去5回分事例まとめ
では、実際に過去に受賞した事例はどのようなものがあったのでしょうか。過去5回分の受賞実績をまとめたものが以下(リンクはこちら)になります。気になる賞の過去事例を参照する際にご活用をいただけますと幸いです。
第3回から農林水産大臣賞が創設されるなど、その時に合わせた変化が見られるのも過去5回分を並べてみることで分かり、とても興味深いですね。
今回新たに加わった賞としては「選考委員会特別賞」があります。狙いとしては、独創的・挑戦的・先駆的な宇宙開発利用を推進する観点から顕著な功績があったと認められる事例に対する表彰機会を拡大する意図があるとのこと。
よりチャレンジングな事例についても門戸が開かれたということでしょう。自薦、他薦したい事例があれば、ぜひ応募してみてください(応募期限は2023年11月17日(金)まで)。
ちなみに、第6回宇宙開発利用大賞のPRキャラクターとしてロケット工学アイドルVtuberの宇推くりあさんが任命されています。国内外のロケットの打ち上げがある際にYouTube上でライブ配信を行い、豊富な知識とそのキャラクターで多くのファンを集めています。
宇宙開発利用大賞を通して、これまで宇宙開発に興味が無かった方にとっても身近なものとなることでしょう。第6回の結果にさらに注目が集まりそうです。
▼宇宙開発利用大賞HPは以下よりご覧いただけます。
https://www.s-riyoutaishou.jp/