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ispace、最速で2024年冬にミッション2の打ち上げへ。搭載予定のローバーのデザインも公開【宇宙ビジネスニュース】
【2023年11月20日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。
11月16日、ispaceがミッション2の打ち上げを最速で2024年冬に計画していることを発表しました。
なお、ミッション2で使用されるランダーは、「再起」や「復活」「回復」等の意味を持つ「RESILIENCE(レジリエンス)」と名付けられ、ソフトウェアの改良や着陸シミュレーション範囲の拡大、着陸系センサーのフィールド試験の追加実施などが反映され、ミッションの精度を一層向上させることを目指すといいます。
11月16日には、ミッション2でRESILIENCEに搭載されて打ち上げられる月面探査マイクロローバーの最終デザインも公開されました。
ローバーの前方には、鉱山や建設向けの掘削機器を提供するスウェーデンの企業Epiroc ABが開発したスコップが搭載されていて、月面の砂・レゴリスを採取します。ローバーのカメラで採取したレゴリスを撮影し、NASAへ所有権を譲渡する予定です。
現在はローバーのエンジニアリングモデルの開発が進められていて、今後は環境試験の完了後、フライトモデルの開発をし、2024年の夏頃にランダーへの搭載を日本で行う予定だといいます。
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