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岩谷技研が新たに4億円を調達。成層圏の遊覧旅行サービスは24年7月以降に提供開始【宇宙ビジネスニュース】

【2023年12月11日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。

12月8日、気球による成層圏の遊覧旅行サービスの提供を目指すスタートアップ岩谷技研が新たに4億円の資金調達を実施したことを発表しました。出資したのは、インキュベイトファンド、アサヒグループジャパン、横浜キャピタルらです。​

岩谷技研は10月にも5億7000万円を調達しており、2023年度の調達額は総額で9億7000円。2020年8月のシードラウンドからの累計調達額は、約20億円となりました。

12月1日には、岩谷技研は遊覧旅行サービスを2024年7月以降に提供予定であること、さらに5名の第一期搭乗者を決定したことを発表していました。

また、アサヒグループジャパンは今回の資金調達が発表された12月8日に、岩谷技研の宇宙遊覧を起点に、様々な企業・団体と新しい事業・サービス・活動を共創するプロジェクト「OPEN UNIVERSE PROJECT」に参画したことを発表しました。

アサヒグループジャパンは「同社(岩谷技研)とは将来的に宇宙空間で楽しめる飲料や宇宙食を研究・開発することも視野に、OPEN UNIVERSE PROJECTを通じて宇宙関連ビジネスに共に挑戦して参ります」とコメントしています。

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参考

岩谷技研、新たに4億円の資金調達を実施。シードラウンドからの累計調達額は約20億円に

岩谷技研が主催するOPEN UNIVERSE PROJECTにアサヒグループジャパンが新たに参画

岩谷技研、2024年度提供予定の宇宙遊覧フライト第一期搭乗者を決定。

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