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Sentinel Hubのデータレイヤーに「Planetary Variables」が登場【宇宙ビジネスニュース】
【2023年12月18日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。
12月14日、アメリカの地球観測企業Planetが衛星データの解析プラットフォーム「Sentinel Hub」のデータレイヤーに、土壌水分量や地表面温度、作物バイオマス、森林構造などを測定する「Planetary Variables」が追加されたことを発表しました。
Planetはユースケースとして、干ばつのモニタリングや、水資源をより効率的に管理するために現在と過去の土壌水分量を比較したり、作物や都市部への熱ストレスの影響を測定するために地表面温度の変化を評価したりすることなどができると紹介しています。
Planetは2023年3月にSentinel Hubを運営するスロベニアのソフトウェア企業Sinergiseの地球観測事業を買収したほか、地球環境のモニタリングサービスの提供にも力を入れています。
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