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スペースワンの小型ロケット「カイロス」の打ち上げは3月13日以降に延期。船舶残留で【宇宙ビジネスニュース】
【2024年3月11日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。
3月9日、スペースワンは、和歌山県・スペースポート紀伊にて、カイロスロケット初号機の打ち上げを同日11時頃に行う予定でしたが、直前に中止し、3月13日以降に延期することを発表しました。
延期に至った理由について、スペースワンは打ち上げの10分前になっても海上警戒区域に船舶が残留していたためだと説明しました。
今回カイロスロケットに搭載されるのは、内閣官房の「短期打上型小型衛星」です。この衛星は、情報収集衛星に不測の事態が発生した際、一定期間代替することを目的とする、短期間に打ち上げ可能な小型衛星の有用性の評価を実施するものです。
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宙畑編集部
スペースワンの小型ロケット「カイロス」3月9日に打ち上げへ。ペイロードは内閣官房の実証研究衛星【宇宙ビジネスニュース】
スペースワンは「打上げ日が確定しましたら、再度お知らせいたします」と述べています。
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