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川崎重工業のデブリ捕獲実証衛星「DRUMS」、軌道上技術実証に成功 【宇宙ビジネスニュース】
【2024年3月18日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。
3月15日、川崎重工業はデブリ捕獲システム超小型実証衛星「DRUMS」の軌道上運用を行い、仮想デブリを自律的に追尾・接近、捕獲機構を伸展する技術実証に成功したことを発表しました。
DRUMSは62kgの超小型衛星です。ミッションは、衛星から仮想デブリを分離し、カメラによる画像解析技術と搭載されている2メートルほどのアームを使って、仮想デブリを捕獲すること。JAXAの革新的衛星技術実証2号機の実証テーマとして2021年11月9日にイプシロンロケット5号機により打ち上げられました。
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宙畑編集部
川崎重工のデブリ除去衛星を含む、革新的衛星技術実証2号機プロジェクト。10月にイプシロンロケットで打ち上げへ【週刊宇宙ビジネスニュース 2021/8/16〜8/22】
2023年12月26日に、DRUMSから仮想デブリを軌道上に放ち、DRUMSが自律的に追尾・接近、捕獲機構を伸展するまでの一連の実証を実施しました。
川崎重工業は「衛星がデブリに接近して捕獲する技術の見通しを得ることが出来ました」「今後、本技術実証で得られた成果を活かして、スペースデブリ除去を含む軌道上サービスの実現を目指し、持続可能な宇宙開発・利用に貢献していきます」と述べています。
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