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世界最大のSAR衛星コンステレーションを運用するICEYE、政府系ファンドなどから約143億円を調達【宇宙ビジネスニュース】

【2024年4月22日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。

4月17日、フィンランド発のSAR衛星ベンチャーICEYEが9,300万ドル(約143.3億円)の成長資金調達ラウンドの最終合意に達したと発表しました。

このラウンドは、フィンランドの政府系ファンドSolidium Oyが主導し、欧州のテック企業のポートフォリオを多く持つMove Capital Fundをはじめとする投資家や既存の投資家が参加しています。約150億円を調達した2022年2月のシリーズDラウンドに続く資金調達となり、調達総額は4億3,800万ドルに達しました。

今回調達した資金は、SAR衛星コンステレーションへの投資の加速、そしてデータや製品の拡充に充てる計画です。

なお、ICEYEは2023年には1億ドルを超える収益を上げて黒字化を達成したといいます。

Solidium Oyの最高経営責任者レイマ・リッツォーラ氏は、「(ICEYE)は急成長するハイテク業界のリーダーとして世界的に認められており、国内でも重要な上場企業に成長する可能性があります。ICEYEは、宇宙技術分野だけでなく、それ以外の分野でも比類のない専門知識を構築しています。」とICEYEを評価しています。

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参考

ICEYE Raises Oversubscribed Growth Funding Round to Expand Global SAR Leadership

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