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ispaceが米デンバーに管制室を開設。26年に打ち上げ予定の3回目以降のミッションに向けて【宇宙ビジネスニュース】

【2024年9月30日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。

ispaceのアメリカ法人ispace technologies U.S(以下ispace U.S.)は9月25日、コロラド州デンバーの本社に管制室「サミット・ミッション・コントロール・センター」を開設したことを発表しました。

同管制室は、2026年に打ち上げる予定のミッション3をはじめとする今後のispace U.S.が実施予定のミッションにおいて、宇宙機や顧客ペイロードとのテレメトリ通信のための地上の中枢設備として使用される予定です。

ispaceは2023年4月にミッション1で同社初の月面着陸に挑みました。ミッション2は最速で2024年12月に打ち上げられる予定です。

続くミッション3は、アメリカのチャールズ・スターク・ドレイパー研究所らとともにTeam DraperとしてNASAの商業月面輸送サービス(CLPS)に採択され、複数の科学的ペイロードを、月の裏側、南極付近に位置するシュレーディンガー盆地へ輸送する計画です。ミッション3ではさらに、月着陸船により2機のリレー衛星を月周回軌道上に展開する計画もあります。

ispace U.S.のミッションを行うオペレーションチームは、実際にミッション1の運行をサポートし、ミッション2でもサポートを予定しているといいます。

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参考

ispace-U.S.、米国発の月面ミッションに向け、コロラドの最新MCC(管制室)を公開

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