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米Firefly Aerospaceの月着陸船、25年1月中旬以降に打ち上げへ【宇宙ビジネスニュース】

【2024年12月2日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。

民間企業による月着陸船の打ち上げラッシュが到来しています。

アメリカの小型ロケット事業者で、月着陸船の開発も手がけるFirefly Aerospace (以下Firefly)は11月25日、月着陸船「Blue Ghost」の環境試験を完了させたことを発表しました。Blue Ghostは2025年1月中旬以降にSpaceXのFalcon9ロケットで打ち上げられる予定だということです。

FireflyはNASAの商業月面輸送サービス(CLPS)の一環で、科学実験装置などのペイロードの輸送を受託しています。

宙畑メモ:商業月面輸送サービス
商業月面輸送サービス(Commercial Lunar Payload Services,通称CLPS)とは、NASAが民間企業から公募して物資を月へ輸送するサービスを調達する取り組みです。

打ち上げのあと、Blue Ghostは約45日かけて月に向かいます。着陸後は約14日間月面でペイロードの運用を行う計画です。

なお、Fireflyは11月12日にシリーズDラウンドで1億7500万ドルを調達したことを発表していました。その際、同社はプレスリリースで「2025年を見据え、私たちは業界を再定義し、歴史を作る年に向けて準備を進めています」と意気込みを見せていました。

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参考

Firefly Aerospace Blue Ghost Mission 1 to the Moon Readies for Launch

Firefly Aerospace Closes Oversubscribed $175 Million Series D Capital Raise with New Lead Investor

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