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KDDI、auスマートフォンとStarlink衛星の直接通信のサービスを25年春頃から本格提供へ【宇宙ビジネスニュース】
【2024年1月6日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。
総務省から携帯電話端末で衛星直接通信を行うための免許の交付、米国連邦通信委員会(FCC)から商用ライセンスに基づくStarlink衛星の電波発射の許可を受けたことを発表しました。
10月には、 沖縄県久米島で圏外状況のauスマートフォンが地球低軌道に位置するStarlink衛星と直接通信する実証実験を行い、SMS送受信ができることを確認するなど、KDDIはサービスの提供に向けた準備を進めていました。
今回免許の交付および電波発射の許可を受けたことにより、12月25日にStarlink衛星からの電波を発射し、2024年内には一部の方を対象にベータ版サービスを提供する予定です。また、顧客向けのサービスは、安定した品質のサービス提供と対応機種拡大に向け、ベータ版サービスを通じて全国各地域で技術検証を行ったのち、2025年春頃から本格提供を開始予定だということです。
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