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SpaceXが7回目の「Starship」飛行試験を実施。上段は空中分解し、航空機の飛行にも影響【宇宙ビジネスニュース】
【2025年1月20日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。
1月16日、SpaceXは新型宇宙船「スターシップ」の無人飛行試験を実施しました。今回の試験は、2024年11月に続く7回目。スターリンク衛星を模したダミー衛星10機も搭載されていました。
飛行試験の結果、発射台のアームによる第一段ブースターの空中捕獲には成功したものの、インド洋に着水を目指していた第二段は打ち上げから8分後に通信が途絶え、空中分解。怪我人は出ませんでしたが、航空機が一時的に待機や迂回をしなくてはならない事態となりました。さらに、SNSでは機体の残骸が落下していたことも報告されています。
今回のスターシップの空中分解について、SpaceXは「根本的な原因をより深く理解するために、飛行試験のデータを引き続き分析します」とX(Twitter)で述べています。
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宙畑編集部