宙畑 Sorabatake

衛星ソリューション

豊かな暮らしを支える地理空間情報の活用アイデアを称える「イチBizアワード」の〆切迫る【宇宙ビジネスニュース】

地理空間情報を活用する「イチBizアワード」が応募〆切は10月まで(一部部門は10月15日まで)。新設の不動産情報活用部門を含め、多様な方の応募を受け付け中です。

地理空間情報を活用したビジネスアイデアコンテスト「2025年度イチBizアワード」の応募〆切が来月までと迫っています(※)。
※募集期間は以下の通り、部門ごとに異なります。
-ビジネス部門:10月15日(水)20:00まで
-アイデア部門、不動産情報活用部門:10月31日(金)20:00まで

宙畑メモ イチBizアワードとは
2022年度に始まった地理空間情報を活用したビジネスアイデアコンテストです。私たちの生活や社会をより良くするためのツールとして地理空間情報の役割が飛躍的に高まるなか、リアルタイムデータや3次元データの活用、様々なデータとの組合せによる新たな価値創出が進んでおり、その可能性は無限大。
※イチBizアワードの公式サイトより引用

宙畑メモ 地理空間情報とは
「いつ・どこで・何が・どのような状態か?」といった位置や時間に関する情報のことを指します。基盤となる地図、衛星写真や災害・気象情報、ヒトやモノの移動軌跡、3D都市モデルデータ等、さまざまな種類の地理空間情報があり、災害対策、交通管理、都市計画、農業、観光など、幅広い分野で活用され、私たちの生活をより便利で安全なものにするのに役立っています。
※イチBizアワードの公式サイトより引用

公式サイトには、G空間社会(地理空間情報を高度に活用した社会)の未来と題されたイラストが紹介されています。イラストに描かれた理想の社会の実現のため「分野横断的な新サービスや新産業のアイデアを実際に実現する人材が必要」とされており、その人材育成や環境整備の一環の施策として「イチBizアワード」が生まれたのだと推測されます。

Credit : Cabinet Secretariat.

ビジネス部門では、具体的なビジョンとビジネスプランに基づき、事業化や事業のさらなる発展を目指すビジネスアイデアを。アイデア部門では、あったらいいなと思うちょっとしたアイデアなど、未来へのポテンシャルを持つ自由な発想からのアイデアが幅広く募集されています。

4回目の開催となる今回の新しい試みとして、国土交通省と連携した「不動産情報活用部門」が設けられています。不動産情報活用部門では、国土交通省が運営する「不動産情報ライブラリ」で提供されている、取引価格、都市計画、防災情報など不動産に関するオープンデータを活用したイノベーションやアイデアが対象とのこと。

公式サイトには「事業の発展を目指す具体的なビジネスアイデアから、未来へのポテンシャルを持つ自由な発想からのアイデアまで、個人・グループ、法人問わず、幅広く多様なアイデアを募集します」とあり、自由度が高く、多くの方に門戸が開かれたアワードとなっています。

さらに興味深いのは、自薦だけでなく、他薦も募集しているということ。宙畑の読者の皆様の中で、衛星データを活用した素晴らしいビジネスアイデア、その他自由なアイデアを持っている方はもちろんのこと、そのような方を知っているという方は、以下の応募説明会の動画をご覧のうえ、応募を検討してみてはいかがでしょうか?

【参考】
イチBizアワードHPはこちら

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