【衛星データを楽しく学ぶツールを作りました】リピート希望率100%!社内研修にも使えるボードゲーム「宙の知恵」のクラウドファンディングは12月9日まで【PR】
衛星データの利活用を楽しく体験できるボードゲーム「宙の知恵(そらのちえ)」を株式会社sorano meが開発。その概要とクラウドファンティングのリターンについて紹介します。
近年、衛星データが様々な産業で活用できると注目され、国の政策として実証機会の増加や事業化が進んでいます。
しかし、「衛星データがどのように役立つのか」「自社の事業とどう結びつけられるのか」がイメージできず、活用に踏み切れない企業も少なくありません。
「衛星データを身近に感じてもらうためにはどうすればよいか」
そのような思いから、衛星データの利活用を楽しく体験できるボードゲーム「宙の知恵(そらのちえ)」を株式会社sorano meが開発。
本記事では、ゲームの概要と、sorano meが行った複数の試遊会(宙畑編集部も参加しました)のアンケート結果をまとめてご紹介します。
ちなみに、「宙の知恵」はクラウドファンディングに挑戦中です。ご支援された方には、ゲーム本体はもちろんのこと、衛星データ利活用事例のオリジナルカードを追加できるプランや、衛星開発をされている会社で、自社の衛星コマを作りたいという方にはオリジナル衛星コマの制作もできる特別なリターンプランも用意しています。
「衛星データをもっと身近にもっと楽しくしたい!」という思いに共感いただける方はぜひご支援いただけますと幸いです。
→クラウドファンディングへのリンクはこちら
(1) 「宙の知恵」の紹介
まずは、「宙の知恵」のゲーム概要とルールを紹介します。「宙の知恵」は、「『衛星データっておもしろい!』を、誰でも楽しく学べる」をコンセプトにした戦略型ボードゲームです。
4人のプレイヤーは、世界各地に衛星を持つ架空の企業「sorano space社」のプロジェクトマネージャーとして、それぞれの担当エリアで衛星データを活用した事業を進めます。
ミッションは、より多くのプロジェクトを達成して売上を伸ばすこと。プロジェクト達成のためには、衛星による「観測」が必要です。
衛星には「光学衛星」と「SAR衛星」の2種類があり、サイコロで出た目に応じて観測を行い、プロジェクトを進めます。光学衛星は雲に邪魔されると観測できない点や、衛星が撮影してほしいタイミングでちょうど良い場所にいない点などはリアルに即したルールになっています。また、地球観測衛星のビジネスで売上を上げるためには、資金を投じて衛星データを扱いやすくするプラットフォームや適切な場所に地上局を配備するといった衛星開発や衛星観測以外の「開発」が戦略上重要です。
本ゲームでは、以下のような「開発カード」というものが準備されています。
新しい技術を開発すれば、将来の売上を増やしたり、より多く観測できるようになったりと、ゲームを有利に進めることができます。どのタイミングで何を開発するかが勝敗を分ける大きなポイントです。
運と戦略、どちらも問われる展開が、このゲームの面白さです!
ちなみに、ゲームに登場する衛星データ活用事例、周辺技術の開発事例は実際の事例をカード化しています。プレイ中にカード下部にあるテキストを読むことで、遊びながら自然と衛星データについて学ぶことができます。
また、さらに詳しく知りたい人のため、関連する宙畑記事へのQRコードも添えられています。
ゲームの最後には、プレイヤーが自ら衛星データを使った新しいビジネスアイデアを考案するという、様々な産業の方からの活用アイデアを強制的に生み出していただく仕掛けも。そのアイデアは、次のゲームから新しいプロジェクトカードとして使うことができます。
遊べば遊ぶほど新しい発想が追加され、ゲームが進化する──それが「宙の知恵」です。
本ゲームを通して、実際の衛星データ活用実証事例や事業化する事例が生まれるならば、それ以上に嬉しいことはありません。
(2) プレイ中の様子ー笑いあり学びありー
これまで「宙の知恵」は、sorano me社内、また宙畑編集部とのテストプレイをはじめ、合同会社Starry Canvasさま、株式会社Space Blastさま、そしてNIHONBASHI SPACE WEEK 2025の会場など、さまざまな場所でプレイしていただきました。
どの会場でも共通していたのは、参加者の真剣な表情と、楽しそうな笑い声です。
「衛星が一気に集まって観測回数が増えて逆転した!」「開発したいけれど資金が足りない…」など、衛星データのリアルと、ゲームのエンタメを掛け合わせた点に面白さがあると多くの方に感じていただいたように思います。
終盤の衛星データの活用アイデア出しの時間では、実際にビジネスになりそうなアイデアやオリジナリティがあるアイデアが次々と登場しました。
自動車業界で働いている方は「衛星データを活用した渋滞分析」のアイデアを出していました。既存の渋滞分析に活用しているデータに、新たに衛星データを組み合わせることで高精度の予測ができるかもしれないとのことです。
そのほかにも「パパラッチ衛星」や「人を助ける衛星」といったユニークなアイデアもありました。
(3) アンケート結果はリピート希望率100%!「楽しかった!またやりたい!」の声が多数
最後に、sorano meが行った試遊会に参加いただいた40名超の方に回答いただいたアンケート結果を紹介します。
Q1.このゲームはどれくらい楽しかったですか?
なんと9割以上の人が楽しかったと回答。参加者からは「衛星を動かすのにリアリティがあった」「開発することの戦略性があった」「衛星データを学べる点が楽しかった」などの声もありました。
Q2.このゲームを通して衛星データ利活用について学びがありましたか?
参加者の7割以上が「学びがあった」 と回答。試遊会には、衛星データを全く知らない人から、業務で日常的に活用している人まで、理解度の幅が広いメンバーが参加していました。
sorano meでは、どんな業界・経験値の人でも新しい発見があるように、幅広い事例を盛り込みました。この“7割以上の参加者が学びあり”という結果は、その狙いが一定達成できたのではないかと思います。
また、すでに宇宙業界で働かれている方からの「この事例は知らなかった」「光学衛星とSAR衛星の特徴の違いがよくわかった」といった嬉しいコメントもありました。
Q3.ビジネスアイデア出しでは、新しいアイデアが生まれましたか?
新しいアイデアが生まれたかはちょうど半々の結果でした。
衛星データに馴染みがない参加者たちからは、自分の業界と衛星データを組み合わせたアイデアが多く見られたとのことです。一方で、普段から衛星データを扱っている参加者は、ゲームの世界ということもあり、SFチックで夢のあるアイデアを考えられたようです。
Q4.またこのゲームを遊びたいですか?
参加者全員が「また遊びたい」と回答。このゲームでは、多くのプロジェクトカード、開発カードがあるため、1度のプレイではすべてを見ることができませんでした。何度もプレイしたくなり、プレイをするごとにバージョンアップする仕掛けもあるため、上記の結果になったのだと推測されますが、開発者としては非常に嬉しい結果となりました。
あらためて「宙の知恵」は、衛星データについて”楽しく学べる”ゲームであることが、我々の体感からも、他の参加者のアンケート結果からもわかりました。
(4) まとめ
衛星データを楽しく学べるボードゲーム「宙の知恵」が、いよいよ製品化の段階に入っています。
現在、「宙の知恵」はクラウドファンディングで支援者を募集中です。支援を通じて、皆様もこのユニークな取り組みに参加できるチャンスでもあります。
ご興味がある方は、ぜひクラウドファンディングのページもチェックしてみてください。
・https://camp-fire.jp/projects/870299/view

