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サグリが圃場管理を効率化するアプリをリリース。農林水産省の事業やユーザーとの実証を通じて開発【宇宙ビジネスニュース】
【2022年9月5日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。
8月30日、衛星データとAIを活用して農業問題の解決に取り組むスタートアップ企業サグリが、農業生産者が圃場管理を効率化するアプリ「Sagri」の提供を開始したことを発表しました。
農業生産者が管理する農地を登録すると、生育状況及び土壌解析をスムーズに行えます。
プレスリリースによると、Sagriに搭載されている土壌モデルは、農林水産省が公募したデータ駆動型土づくり推進事業の補助事業などを通じて取得した土壌分析データを教師データとして開発。
札幌市とその近隣11市町村の自治体が有する地域課題や行政課題の解決を目指すオープンイノベーションプログラム「Local Innocation Challenge HOKKAIDO」を通じて北海道新篠津村にて実証、さらにサグリが本社を構える兵庫県丹波市でも農家と連携し実証を行なったそう。
昨今、化学肥料は2021年から2〜3倍に高騰し適正施肥をしなければ金銭的な負担が大きい状況で、適切な農作物の生産によるコスト削減ニーズが高まっています。
実際のユーザーとなる農業生産者と連携して実証を実施した上でアプリを開発していることから、ユーザーのニーズを満たした製品になっているのではないかと期待されます。
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