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スペースワンのカイロスロケット2号機に広尾学園高校の衛星が搭載へ。コンサルティング会社LAGRAPOが支援【宇宙ビジネスニュース】
【2024年11月4日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。
2024年10月31日、東京都港区の広尾学園高校の高校生が開発した衛星「ISHIKI」が、スペースポート紀伊よりスペースワンのカイロスロケット2号機で打ち上げられる予定で、打ち上げ輸送サービス契約を締結したと発表がありました。
高校生による衛星開発をサポートしたのは、宇宙開発の経験を持つ専門家が所属するコンサルティング企業LAGRAPO(ラグラポ)です。同社代表の髙野 宗之さんは、大手メーカーにおいてH-IIAロケットの設計・打ち上げ業務やJAXAにおいて国際宇宙ステーション補給機「こうのとり」 (HTV)の開発にも従事した経験を有しています。
今回発表された広尾学園高校の衛星開発は、LAGRAPOによる次世代の育成を目的とする衛星製作プロジェクト「LAGRAPO人工衛星プロジェクト」の第一弾として行われています。
広尾学園高校の学生はISHIKI衛星を通じて、衛星製作から打ち上げまでの一連の作業を経験します。LAGRAPOは、本プロジェクトにおいて企画・衛星製作・全体運営・ロケット調達・資金調達など全ての業務を行い、「ISHIKI衛星制作委員会」の支援のもと、広尾学園の衛星打ち上げを行います。
カイロスロケット2号機の打ち上げは12月14日に実施される予定です。
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参考
広尾学園の衛星「ISHIKI」打上げのためラグラポとスペースワンが 打上げ輸送サービス契約を締結
株式会社ラグラポ、広尾学園の衛星「ISHIKI」を打上げのためスペースワンと打上げ輸送サービス契約(Launch Services Agreement)を締結