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独ロケットベンチャーIsar Aerospace、初の試験飛行に向けた最終準備へ。ノルウェーから打ち上げ予定【宇宙ビジネスニュース】

【2025年3月3日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。

ドイツのスタートアップ企業Isar Aerospaceは2月14日、独自開発した小型・中型衛星の打ち上げ用ロケット「Spectrum」の第1・第2段の燃焼試験を成功させ、初の試験飛行に向けた最終準備を進めていることを報告しました。

ヨーロッパでは、スペインのスタートアップ企業PLD Spaceが、2023年にヨーロッパ初の民間打ち上げを行い、機体は高度46kmに到達しました。

打ち上げはノルウェーのAndøya(アンドーヤ)宇宙港から行われる予定で、ノルウェー民間航空庁(NCAA)の許可取得後に日程が決定されます。Isar Aerospaceの試験飛行は、ヨーロッパ大陸からの軌道打ち上げとしては初の試みとなる見込みです。

Isar AerospaceのCEO兼共同創業者のダニエル・メッツラー氏は、初飛行の準備に加えて、2回目、3回目の打ち上げに向けた機体の製造も進行していると述べています。

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参考

Isar Aerospace successfully completes Stage 1 & 2 static fire tests – final preparations for test flight begin

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