Falcon 9、最高クラスのロケットであることを表すカテゴリー3認定へ【週刊宇宙ビジネスニュース11/5~11/11】

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今週のキーワードは、人工衛星の燃料補給。宇宙空間で人工衛星の燃料を補給するガスステーション計画の最新情報です。

【今週(11/5~11/11)のピックアップ】
1.軌道上ガソリンスタンド計画、実現に向けた微小重量下での実験スタート
2.スペースX、11/20に71機の衛星打ち上げへ
3.Falcon 9、最高クラスのロケットであることを表すカテゴリー3認定へ

3.Falcon 9、最高クラスのロケットであることを表すカテゴリー3認定へ

SpaceX’s Falcon 9 certified for NASA’s most critical scientific missions @po_stさんから

NASAは、人工衛星の重要性によって、それを搭載するのにふさわしいロケットなのかを3つのカテゴリーに分けています。
カテゴリー1から3に上がるにつれて、ロケットの信頼度が高いという評価になっています。
評価の高いロケットほど、搭載する人工衛星の重要性も高くなっていて、衛星の重要度のレベル分けは以下のような基準で分けられています。
・衛星の開発費がどれほどか
・どれほど複雑な機構を持つ衛星か
・ミッションの重要性
ということなどを基準に衛星のクラスが分けられます。
今回は、スペースXのファイルコン9が打ち上げ実績が認められ、もっとも信頼性のあるカテゴリー3に認定された、というニュースでした。

”ミッションリスク許容度”

NASA発表資料より引用

今回の認定により、ファルコン9は低価格と高品質を同時に満たした信頼できるロケットである、とNASAに認められた、ということになります。地上に再着陸させるような(本来は軌道上へロケット打ち上げるのに不要な)機能を有していながら、このような認定を受けているのは、とても凄いことなのです。
今回の認定は、スペースXの今後の有人宇宙開発の後押しをするものとなるでしょう。昨年のIACでは、ロケットの再着陸技術を応用することで、世界中どこでも1時間以内に移動できる世の中を作る、とイーロンマスク氏は話していましたが、その実現は案外すぐそこかもしれません。

【今週(11/5~11/11)のピックアップ】
1.軌道上ガソリンスタンド計画、実現に向けた微小重量下での実験スタート
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