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月面の探査データを地上に届ける通信衛星をYork Space Systemsが開発。電気推進システムはExotrailが受注【週刊宇宙ビジネスニュース 2021/9/6〜9/12】
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2022年以降、複数の民間企業が月面着陸船を打ち上げ、探査ミッションを実施する予定です。
そのうちの一社、Intuitive Machinesの着陸船「Nova-C」は、月の南極に降り立ち、氷の採掘や月面での4Dネットワーク構築に向けての実証を行います。
その際、月と地上との通信には、米国の航空宇宙企業York Space Systemsの月周回衛星を利用するとの発表がありました。
また、9月8日には、York Space Systemsの月周回衛星に搭載される、電気推進システムの開発をExotrail(エクソトレイル)が受注したことが発表されています。
Exotrailはフランスを拠点に、推進システムや軌道遷移サービス機など宇宙用のモビリティソリューションの開発を行う企業。「ExoMG™ – cluster²」という小型衛星用の電気推進システムを2022年第2四半期までに納品する予定です。
このように、地球周回軌道で使うことを想定したシステムや部品の開発が中心だった企業が、月周回や月面向けの開発に乗り出すケースが増えていくと考えられます。
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参考
YORK SPACE SYSTEMS tackled Exotrail electric propulsion system for its Cislunar mission
Intuitive Machines: Set to Deploy + Operate First Lunar Comms Satellite in 2022