Starburst Venturesが航空宇宙・防衛分野に特化したアーリーステージ向けのファンドの組成を発表【宇宙ビジネスニュース】
【2022年9月26日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。
Starburst Venturesが航空宇宙・防衛分野に特化したアーリーステージ向けのファンドの組成を発表
航空宇宙・防衛分野のスタートアップへの投資を行う米国のVCであるStarburst Venturesが、アーリーステージ向けのファンドを新たに組成することを発表しました。Starburst Venturesは、航空宇宙業界において戦略コンサルやアクセラレーションプログラムを展開するStarburst aerospaceが2021年に立ち上げたベンチャーキャピタル(VC)です。
Starburst Venturesは、Starburst aerospaceから培ったノウハウを今回の新しいファンドでも活用していく予定です。新しいファンドは航空宇宙、防衛、セキュリティ分野のスタートアップへの投資を行うとのことです。
Starburst Venturesのファンド責任者(General Partner)を務めるFrançois Chopard氏は、今回の発表に関して以下のコメントを出しています。
The Starburst Ventures fund will be an imperative resource in developing the next generation of aerospace & defense companies. Having the opportunity to lead and oversee something so impactful is a true honor.
(訳:Starburst Venturesのファンドは、次世代の航空宇宙・防衛関連企業の育成に欠かせないアセットとなるでしょう。このようなインパクトのある活動をリードしする機会を獲得できたことは、本当に光栄なことです。)
航空宇宙分野に特化したファンドとしては英国のVCであるSeraphim Capitalのファンドのほか、日本でもスパークス・イノベーション・フォー・フューチャーが「宇宙フロンティアファンド」を2020年に組成しています。
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