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愛知県豊橋市で衛星データの利活用促進を支援する補助金の公募がスタート。豊橋市外事業者も対象に【宇宙ビジネスニュース】
【2023年7月17日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。
7月11日、愛知県豊橋地域での新産業創出に取り組んでいるサイエンス・クリエイトが「衛星データ利活用促進支援事業補助金」および「宇宙関連技術事業化可能性調査支援事業補助金」の公募を開始しました。
<衛星データ利活用促進支援事>
・対象事業:衛星データを用いた新製品開発等の事業化を目標とした製品開発・実証に取り組む事業
・補助対象者:豊橋市内事業者、豊橋市外事業者
※豊橋市外事業者が申請する場合は、豊橋市内事業者と連携した取り組みであることを要件
・補助率:合計金額(税抜)の3分の2以内(上限 150 万円)<宇宙関連技術事業化可能性調査支援事業>
・対象事業:製品開発などを本格的に行う前の、宇宙関連技術を用いたアイデアの技術検証又はニーズ調査・検証等に取り組む事業
・補助対象者:豊橋市内事業者、豊橋市外事業者
※豊橋市外事業者が申請する場合は、豊橋市内事業者と連携した取り組みであることを要件
・補助率:合計金額(税抜)の10分の10(上限 20 万円)詳細はこちら
愛知県豊橋市は2019年に衛星データ利活用促進支援に関する事業を開始しており、これまでの衛星データの利活用支援実績が評価され、2022年度には「宇宙ビジネス創出推進自治体」に市区町村として初めて選定されました。
過去には、シンフォニアテクノロジーの準天頂衛星システム「みちびき」を用いたロボット台車の組み込み型誘導システムの開発や、マップクエストの衛星データによるマップインフラの開発が支援の対象として採択されています。
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