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フジロックやロッキンジャパンなど音楽フェスにもWi-Fiを提供へ。KDDIがStarlinkの提供を拡大【宇宙ビジネスニュース】

【2023年7月31日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。

7月18日、KDDIは衛星通信サービス「Starlink」を活用して、新たに音楽フェスや大規模屋外イベントにWi-Fiを提供することを発表しました。

このサービスは利用者が局所的に集まるイベントにおける通信回線混雑の緩和やキャッシュレス決済での活用が想定されていて、提供予定のイベントには「FUJI ROCK FESTIVAL ’23」「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2023」など音楽フェスの名前が挙がっています。

また、KDDIが東海大学の海洋調査研修船「望星丸」にStarlinkの通信サービスを提供することも同日に発表されました。

望星丸では2023年7月下旬から、海上における通信品質の確認や、安全な航海に必要な海洋気象情報のリアルタイムでの取得などさまざまな用途について試験が行われます。

望星丸には調査研究を行う学生も多数搭乗しています。Starlinkを活用することで、船上からのオンライン授業の参加や、調査結果を活用したリアルタイムなミーティングの開催など乗船期間中の学習環境のDX化にも取り組む予定だといいます。

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参考

海上・山小屋・音楽フェスなど、Starlinkの利用シーンを拡大

Starlinkの海上利用向け通信サービス、第1号として東海大学望星丸に搭載

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