7月28日、航空宇宙や防衛分野の技術開発を行うアメリカ企業L3Harris TechnologiesがAerojet Rocketdyneの買収を完了したと発表しました。

Aerojet RocketdyneはSLSロケットに搭載されているRS-25エンジンやUnited Launch Allianceのアトラスロケットなどに搭載されているRL-10エンジンを製造していることで知られる企業です。

2020年12月にLockheed MartinがAerojet Rocketdyneを買収する契約を結びましたが、アメリカ連邦取引委員会が反トラスト法（独占禁止法）に違反する恐れがあることを理由に合併の差し止めを求めて提訴。その後、2022年2月にLockheed MartinはAerojet Rocketdyneの買収を断念したことを発表していました。

L3Harris Technologiesの会長兼CEOのクリストファー・クバシク氏は「（Aerojet Rocketdyneの）5,000人を超える従業員をL3Harrisのチームに迎えることができ、感激しています」「国家安全保障の最前線で、重要なミッションのニーズに対応できるよう、我々のリソースと専門知識をAerojet Rocketdyneの推進力と能力と融合させます」と述べています。

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参考

L3HARRIS COMPLETES AEROJET ROCKETDYNE ACQUISITION

Lockheed Martin To Acquire Aerojet Rocketdyne, Strengthening Position As Leading Provider Of Technologies To Deter Threats And Help Secure The United States And Its Allies

Lockheed Martin Terminates Agreement To Acquire Aerojet Rocketdyne