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インターステラテクノロジズとNICTが共同研究を開始。将来的にはスマホと直接通信できる衛星の実用化も【宇宙ビジネスニュース】
【2023年10月9日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。
10月2日、小型ロケット開発などに取り組むインターステラテクノロジズ(IST)が情報通信研究機構(NICT)と、超超小型衛星によるフォーメーションフライトを用いた通信システムに関する共同研究を開始したことを発表しました。
超超小型衛星によるフォーメーションフライトを用いた通信システムを計画していた、ISTの100%子会社Our Starsは、経営資源の集約を通じて技術面および人材面でのシナジーをより高めるため、2023年8月にISTに吸収合併されています。
ISTは超超小型衛星をフォーメーションフライトさせて宇宙に巨大なアンテナを形成する次世代技術の研究を進めています。この技術と衛星通信コンステレーションを組み合わせることで、スマートフォンのような小型デバイスで衛星と直接通信できる次世代の衛星通信の実用化を目指すということです。
ISTは「衛星通信領域において高度な先端技術を保有するNICTとの共同研究を通じ、インターステラテクノロジズの人工衛星開発を加速させ、ロケット事業と人工衛星事業両方を有するという、国内では唯一となる垂直統合の強みを最大化してまいります」と意気込みを述べています。
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