宙畑 Sorabatake

ニュース

2023年度に初号機打ち上げか。インターステラの子会社「Our Stars」が描く衛星事業【宇宙ビジネスニュース】

【2021年11月10日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。

11月5日に開催された、カンファレンスイベント「北海道宇宙サミット」で、衛星事業を計画するOur Starsの将来構想を創業者の堀江貴文さんが明かしました。

Credit : 北海道宇宙サミット

同社は、2021年初頭に設立されたインターステラテクノロジズ(IST)の子会社です。ピンポン玉サイズの通信衛星をフォーメーションフライトさせることで実現させる通信衛星サービスや、高度150~200㎞に衛星を配置させて解像度が高い地球観測サービスを提供する計画などを発表していました。

宙畑メモ フォーメーションフライト
複数の衛星を連携させて飛行する技術です。フォーメーションフライトで巨大なアンテナユニットを構築すると、地上の地上局や通信端末が小さくてもブロードバンド通信ができると考えられています。

今回新たに語られたのは、深宇宙探査についての構想です。

フォーメンションフライトのイメージ Credit : インターステラテクノロジズ

「フォーメーションフライトで作った巨大なアンテナを使えば、隣の恒星にある惑星を直接撮像できるようになるでしょう。例えば、その惑星に海や陸地、酸素があるといった情報を地上に電波で送れないかと考えています」

宇宙望遠鏡といえば、NASAのハッブル宇宙望遠鏡の後継機であるジェームズ・ウェップ望遠鏡が12月に打ち上げられます。ジェームズ・ウェップ望遠鏡は技術的課題により、長年打ち上げの延期が繰り返えされており、開発の難易度が高いことがわかります。

一方、超小型衛星のフォーメーションフライトは、宇宙空間で一部の衛星に不具合が発生した場合は、その衛星を外すなどの対応ができるため、トラブルにも柔軟に対応できるのではないかと考えられます。

さらに、堀江さんは「ZEROの初号機あたりで、Our Starsの超小型衛星を打ち上げたい」とも話しました。ZEROは、ISTが2023年度の打ち上げを目指して開発中の衛星軌道投入ロケットです。Our Starsの衛星開発も2023年度の打ち上げを目指して進められていると推測されます。

宙畑編集部のおすすめ関連記事

参考

【プレスリリース】新会社「Our Stars株式会社」を設⽴し、⼈⼯衛星事業に参⼊

Share

衛生データに無料で触れる Tellusを試してみましょう 登録して使ってみる