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気球による成層圏の遊覧旅行サービスを計画する岩谷技研が5.7億円を調達【宇宙ビジネスニュース】

【2023年10月16日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。

10月12日、気球による遊覧旅行サービスの提供を目指すスタートアップ岩谷技研が5億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

引受先には既存のインキュベイトファンドのほか、新たに横浜キャピタルとトヨタ紡織が加わり、2020年8月のシードラウンドからの累計調達額は約16億円になったといいます。

岩谷技研が計画している旅行は、パイロットを含む2人乗りのカプセルで上空25〜30kmまで2時間かけて上昇し、約1時間の遊覧を楽しみ、1時間かけて地上に降下するというもの。

2023年2月に、2023年から2024年にかけて計画している遊覧旅行の商業運行開始に向け、搭乗希望者とパイロット候補生を募集。7月には、自社開発の高高度ガス気球と気密キャビンを使った有人飛行試験を実施し、最大到達高度6,072m、飛行距離26.35km、飛行時間131分を達成しました。

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参考

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