宙畑 Sorabatake

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ソフトバンク大型出資のワンウェブ、まずは6機を打ち上げへ【週刊宇宙ビジネスニュース 1/21~1/27】

一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを厳選してお届けする連載「週刊宇宙ビジネスニュース」は毎週月曜日更新!

打ち上げ予定の衛星が並んでいる Credit : AIRBUS

衛星による通信網を構築しようとしているワンウェブが、6機の衛星を2月に初めて打ち上げます。

元々は1機当たり5000万円で製造する予定でしたが、第一世代として打ち上げる衛星の機数が900機から650機へと減ったこともあり、1機あたり1億円程度の製造費となる見込み。それでも、量産効果により機器単位で製造費を徹底的に下げたこともあり、従来の同規模の衛星と比較して、各段に製造費が安くなっています。

2月の打ち上げ後には、9月からは3週間ごとに30機ずつ打ち上げ、2020年にはサービス提供を開始する予定とのこと*1。通信速度も50Mbpsと、やり取りをするのに十分な回線を提供する予定です。

今回打ち上げる6機の衛星を用いて、まずはネパール、ルワンダ、エクアドル、ホンジュラス、アラスカ、キルギスタンにある学校1つずつとネットワークで接続する予定だそうです。ワンウェブは、世界中での情報格差を埋めることを使命に据えており、長期的な目標として、世界中の学校同士をワンウェブが提供するネットワークで接続したいと考えています。

持続可能なネットワーク回線を提供し続けることが重要と考えている同社は、事業を継続するのに十分な収入がある、ということはもちろんのこと、サービスを提供できる人員を確保することも重要と考えており、従業員も1.5倍の500人超の規模の組織にしようと計画しています。

先々週のスペースXが600名を解雇する、という話題や、先週にはブルーオリジンが300名追加で人員を拡充、対してVirgin Galacticは40名解雇する予定だ、と発表するなど、宇宙業界でも人員の増減が流動的になってきています。

これは、他の業界とも同様な流れでもあり、業界としても、人員の流動性があがることは、業界のレベルアップにもつながることですし、宇宙業界を離れた人が、他の業種に就職することで、他の業界が宇宙業界に参入するキッカケを作ることにつながるかもしれません。この流れは、とても良い流れに入ってきたな、という印象です。

日本ではまだ、人員の流動性が十分とは言えない状況ですが、生産年齢人口が減ってきていることや、ベンチャーやダブルワークも増えてきており、働き方も徐々に変わり始めています。このような、人的流動性の観点からも、今後どのようになるか、注目です。

今週の週刊宇宙ビジネスニュース

参考文献

Wyler claims breakthrough in low-cost antenna for OneWeb, other satellite systems - SpaceNews.com

OneWeb Satellites has shipped first satellites for the OneWeb constellation to launch site

SoftBank and Virgin-backed satellite group finally nears take off

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