宙畑 Sorabatake

ニュース

MIT研究員らが創業したスタートアップに宇宙開発庁(SDA)が約2.7億円交付。光通信技術の商業化を目指す【宇宙ビジネスニュース】

【2023年11月6日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。

11月1日、宇宙用光通信分野の研究開発を行うSpaceRakeがアメリカ宇宙開発庁(SDA)の中小企業技術革新研究(SBIR)プログラム・フェーズⅡに採択され、約180万ドル(約2.7億円)が交付されることが発表されました。

SpaceRakeはマサチューセッツ工科大学(MIT)の研究員らが2021年に設立されたアメリカのスタートアップで、宇宙用の小型光通信ソリューションを開発しています。今回、交付されることが決まった資金は、MITの小型レーザー通信技術の商業化などに使用されるといいます。

SDAは低軌道衛星コンステレーションによる光通信ネットワークを構築する計画で、2023年4月には「Tranche 0」と呼ばれる最初の衛星10機を打ち上げるなど、宇宙用光通信分野の研究開発のニーズが高まっています。

宙畑編集部のおすすめ関連記事

今週の宇宙ニュース

参考

SpaceRake is awarded approximately $1.8 million by the Space Development Agency to prototype miniaturized satellite optical communication system

Share

衛生データに無料で触れる Tellusを試してみましょう 登録して使ってみる