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NASA、アルテミス計画のスケジュールを後ろ倒し。有人月周回飛行を目指すアルテミスIIは25年に打ち上げ予定【宇宙ビジネスニュース】
【2024年1月15日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。
1月9日、NASAは2024年に予定していた宇宙飛行士4人による月周回を目指すアルテミスIIの打ち上げを2025年9月、2025年以降に予定していた月面有人着陸を目指すアルテミスIIIを2026年9月以降に延期する方針を発表しました。
アルテミスIIが延期となった背景には、2022年に打ち上げられたアルテミスIで、オリオン宇宙船の耐熱シールドに不具合が見つかったことがあり、NASAは2024年春に調査を完了させる見込みだといいます。
なお、月軌道ゲートウェイに宇宙飛行士を送る最初のミッションアルテミスⅣは計画通り2028年の実施を目指しているということです。
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