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宇宙旅行会社Virgin Galactic、母船からの部品脱落が飛行後の点検で判明。連邦航空局と共同で調査を実施【宇宙ビジネスニュース】

【2024年2月12日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。

2月5日、宇宙旅行会社のVirgin Galacticは、1月26日に実施した6回目の商業サブオービタル飛行「Galactic 06」のフライト後の点検において、母船「Eve」からアライメントピンと呼ばれる部品が外れていたことが判明したと発表しました。

Virgin Galacticは1月31日に米連邦航空局(FAA)に通知し、FAAと共同で調査を行っているといいます。

同社によると、アライメントピンとは飛行前に地上で宇宙船と母船を結合させる際に、位置合わせを確実にするためのものであり、宇宙船と母船が切り離された後は役割のない部品だといいます。アライメントピンが脱落したことで、機体や搭乗者に安全上の影響を及ぼすことはなかったとVirgin Galacticは説明しています。

Virgin Galacticは2023年6月に初の商業サブオービタル飛行「Galactic 01」を成功させ、8月以降は毎月サブオービタル飛行を実施していましたが、新型機の開発に注力するため2024年半ばまでに商業サブオービタル飛行を停止する計画を発表していました。

Virgin Galacticは今回の調査終了後に最新の情報を提供するとともに、2024年第2四半期に予定されている次回の商業サブオービタル飛行「Galactic 07」の実施時期を確認する予定だといいます。

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参考

VIRGIN GALACTIC REPORTS FLIGHT ISSUE TO FAA

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