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宇宙旅行会社Virgin Galacticと商用宇宙ステーション構築を目指すAxiom Spaceが提携。微小重力研究と訓練支援へ【宇宙ビジネスニュース】

【2022年11月14日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。

11月3日、サブオービタル飛行を実施するVirgin Galacticが、有人宇宙飛行や商業宇宙ステーションの構築に取り組むAxiom Spaceと、微小重力研究と訓練の支援に関する契約を締結したことを発表しました。

Virgin Galacticは2021年7月に創業者のリチャード・ブランソン氏自らが機体に搭乗し、サブオービタル飛行を成功させたことが話題になりました。

現在は、宇宙船を高度15kmまで飛行させる母船を強化する開発に取り組んでいて、商用飛行は2023年第二四半期に開始する見込みです。Virgin Galacticが飛行する軌道は搭載するペイロードによって調整することができ、最初の1000席のうち10%は科学技術研究ミッション用に抑えているといいます。

Virgin Galacticの副社長シリシャ・バンドラ氏は、同社のサブオービタル飛行を活用した科学実験について

「当社の宇宙飛行システムは研究のためのユニークな機会を提供しており、太陽物理学から生物物理生命科学に至るまで、さまざまな科学技術領域から関心が寄せられています」

とコメントしています。民間人によるISS滞在を実現させるなど、有人宇宙飛行のノウハウを持つAxiom Spaceとの提携により、Virgin Galacticのサブオービタル飛行サービスがより充実したものになるのではないかと期待されます。

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参考

VIRGIN GALACTIC SIGNS AGREEMENT WITH AXIOM SPACE FOR MICROGRAVITY RESEARCH

Virgin Galactic Announces Second Quarter 2022 Financial Results And Provides Business Update

Virgin Galactic Launches Spaceflight Reservations & New Consumer Brand

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