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リチャード・ブランソン氏が搭乗のVirgin Galacticの飛行試験が成功【週刊宇宙ビジネスニュース 2021/7/12〜7/18】

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7月12日(日本時間)、創業者であるリチャード・ブランソン氏と2名のパイロットを含む6名が搭乗した、Virgin Galacticの飛行試験が行われました。宇宙船「SpaceShipTwo VSS Unity」は、母船「VMS Eve」から切り離された後、高度53.5マイル(約86km)に到達。

民間宇宙旅行の体験を評価するミッションスペシャリストとして参加していたリチャード・ブランソン氏らが無重力を楽しむ様子が配信されました。

窓からの景色を眺める参加者 Credit : Virgin Galactic
無重力を楽しむリチャード・ブランソン氏の姿 Credit : Virgin Galactic

Virgin Galacticは2004年に創業されたベンチャー企業です。これまで同社の有人飛行試験は、2018年12月と2019年2月、2021年5月に行われていました。4回目となる今回は、定員6名全員が搭乗する初のフライトでした。

さらに、Virgin Galacticは、今回のフライト成功に合わせて2022年のフライトチケットが当たるキャンペーンを開始しました。資金調達プラットフォーム「Omaze」を通して応募することができ、その際にNPO団体「Space for Humanity」への寄付も可能です。

民間宇宙旅行を巡っては、約1週間後の7月20日にBlue Orginが同社初の有人試験飛行を行う計画を発表しています。宇宙旅行ビジネスに取り組む2社の取り組みが幕開けとなり、宇宙港や乗客の訓練などの周辺ビジネスの需要も、徐々に高まっていくのではないかと考えられます。

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参考

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Virgin Galactic Announces First Fully Crewed SpaceFlight

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