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Rocket Labが開発中の新型ロケット「Neutron」、2024年中に初打ち上げ実施の見込み【宇宙ビジネスニュース】
【2024年3月4日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。
2月27日、Rocket Labは、2023年第4四半期および通期決算を発表するとともに、開発中の再利用が可能な中型ロケット「Neutron(ニュートロン)」の最初の打ち上げを2024年中に行う可能性があると述べました。
Neutronは、メガ衛星コンステレーションや深宇宙探査機の打ち上げ、有人宇宙飛行を想定して設計されたロケットです。2021年3月に開発計画が発表され、開発は順調に進められているといいます。
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宙畑編集部
Rocket Labの新型ロケットNeutronの詳細が明らかに。第一段と一体化したフェアリングの内部から第二段が出てくる設計【宇宙ビジネスニュース】
2023年のRocket Labの業績について、創業者兼CEOのピーター・ベック氏は、アメリカの宇宙開発庁から衛星18機の製造を約5億1500万ドルで受注したことやElectronロケットの打ち上げを10回実施し、同社の年間打ち上げ新記録を達成したことなどを挙げ、「好調な1年を過ごすことができました」と説明しています。
さらに、Rocket Labは、衛星バスシステムPhotonに加えて、新たな宇宙機のラインナップを紹介しました。宇宙機の製造開発事業にも注力している姿勢がうかがえます。
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