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QPS研究所、内閣府から約15億円で衛星コンステレーションの利用拡大に向けた実証を受注【宇宙ビジネスニュース】
【2024年4月8日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。
4月5日、小型SAR衛星コンステレーションを運用するQPS研究所とSynspectiveは、内閣府の「令和6年度 小型SAR衛星コンステレーションの利用拡大に向けた実証」を落札したことを発表しました。
この実証事業は、小型SAR衛星コンステレーションの本格的な利用を拡大していくため、様々な省庁における将来的な実務利用に向けた有効性の評価や、課題の抽出等を目的に、内閣府が実施する事業です。QPS研究所とSynspectiveは、令和4年度(2022年度)と5年度(2023年度)に引き続き、採択事業者として選定されました。
なお、QPS研究所は落札金額が15億3800万円であったことを公表していますが、具体的な取り組み内容については非開示としています。
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参考
「令和6年度小型SAR衛星コンステレーションの利用拡大に向けた実証」採択事業者決定
Synspective、内閣府の「令和6年度小型SAR衛星コンステレーションの利用拡大に向けた実証」の採択事業者に決定。