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三菱商事、商業宇宙ステーション「Starlab」の開発企業と戦略的パートナーシップを締結【宇宙ビジネスニュース】
【2024年4月8日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。
4月5日、商業宇宙ステーション「Starlab(スターラボ)」を開発するVoyager SpaceとAirbus Defence and Space(以下Airbus)の合弁会社Starlab Spaceは、三菱商事と戦略的パートナーシップを締結したことを発表しました。さらに、三菱商事はStarlab Spaceの株式も所有したということです。
Voyager SpaceとAirbusらは、2023年11月にESA と、Starlabに関する協力事項の概要を記した覚書を交わし、2024年2月には打ち上げにSpaceXのスターシップを選定したことを発表するなど、Starlabの構築に向けた取り組みを進めています。
Airbusのマイク・ショエルホーンCEOは、三菱商事とのパートナーシップについて
「私たちの次世代宇宙ステーションは、イノベーションと経験の両方に依存しています。 したがって、1960年代以来の日本の宇宙ビジネスのパイオニアであり、未来を形作るための強い意欲を持つ三菱商事は、私たちのチームに加えるのに最適です」
と述べています。
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参考
Mitsubishi Corporation Joins Starlab Space as Strategic Partner, Equity Owner in Joint Venture