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情報通信研究機構(NICT)がインターステラテクノロジズに出資。宇宙分野のICT利活用拡大に貢献【宇宙ビジネスニュース】

【2024年4月29日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。

4月22日、情報通信研究機構(NICT)は、インターステラテクノロジズ(IST)に出資したことを発表しました。

ISTはピンポン玉サイズの超超小型衛星数千機をフォーメーションフライトさせ、宇宙に巨大なアンテナを形成する技術の研究開発を進めています。この技術と衛星通信コンステレーションを組み合わせることで、スマートフォンのような小型デバイスで宇宙空間の衛星と直接通信できる次世代の衛星通信の実用化を目指しています。

フォーメーションフライトの実現には各衛星間の位置関係の把握や制御が必要です。隣接装置の状況を把握し動的なルーティング処理を可能とするNICTの技術を利用することで、フォーメーションフライトの研究開発の進展及び事業化が期待されます。

NICTとISTは、2023年10月に、超超小型衛星によるフォーメーションフライトを用いた通信システムに関する共同研究を開始しました。

今回のNICTによる出資は、「科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律」に基づき、NICTの研究開発成果を活用するベンチャー等に対して行うものです。

NICTはプレスリリースで「インターステラテクノロジズ株式会社への出資を通して、NICTの研究開発成果を活用した宇宙ビジネスの成長加速を支援し、宇宙分野のICT利活用拡大による価値創出に貢献します」と述べています。

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参考

インターステラテクノロジズ株式会社への成果活用型出資について

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