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Blue Originが約2年ぶりに有人宇宙飛行を実施。パラシュートのトラブルが発生するも無事帰還【宇宙ビジネスニュース】
【2024年5月20日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。
5月19日、Blue Originが有人宇宙飛行ミッションNS-25を実施し、搭乗者6人が無事に帰還しました。
搭乗したのは、宇宙飛行士候補者となったものの飛行機会が得られなかった黒人男性エド・ドワイトさんやベンチャーキャピタルファンドの創設者であるメイソン・エンジェルさん、フランス最大級のクラフトビール醸造所を創設したシルヴァン・シロンさんらです。
宇宙船「New Shepard」による有人宇宙飛行は約2年ぶり、7回目。New Shepardが宇宙へ送り出した人数は、今回の搭乗者を含め37人となりました。
Blue Origin は、2021年7月に有人宇宙飛行を初めて成功させ、2022年8月までに5回の有人宇宙飛行を行いましたが、不具合が見つかり、機体を改修するために打ち上げを中止していました。
なお、今回の宇宙飛行では、宇宙船に取り付けられている3つのパラシュートのうちの1つが帰還時に開かないトラブルも発生しました。このトラブルが今後の宇宙飛行のスケジュールにどのような影響があるのか、Blue Originの発表が待たれます。
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参考
Blue Origin Completes 25th Mission to Space with Six Crew Onboard